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書庫たん

  1. 2013/09/28 「Northern Lights」/403
  2. 2013/09/28 「Southern Cross」/403
  3. 2012/11/28 遠野物語 現代語訳
  4. 2012/11/21 ろんどら耳袋・奇譚
  5. 2012/11/14 Tanasinn
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「Northern Lights」/403

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「Southern Cross」/403

遠野物語 現代語訳




【遠野物語 現代語訳 あくまでも個人趣味なので所々おかしいのはご愛嬌】

徐々に更新予定。

ろんどら耳袋・奇譚



【Tanasinn 2】

六道の方が有名になってしまったが、実を言うと六道と四聖がセットになって十界。
地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天・声聞・縁覚・菩薩・仏で完成。 #PaRaDoX

Tanasinn




【鮫島事件】
その掲示板には、ひとつの悪い噂があった。
誰も口にしたがらない、悪い噂があった。
やがて、長い時が過ぎ、人々は噂を忘れた。
噂は、誰も知らない噂になった。
それから、長い時が過ぎ、ある日。

い っ せ い に 芽 を 吹 き 出 し た も の が あ る。

1999年の6月から、遅くても2000年5月までのあいだに、一本の線が 引かれた。
目には見えない「線」である。
その存在に気づいた人間は、当時、数人もいな かっただろう。
多くの人間が気づいたとき、事態はすでに手遅れといっていい ほど悪化していた……あまりにも、あまりにも。
これは、稀有な事件である。
20年近い日本ネット史の中で、ここまで悪意に満ち、陰湿で、且つ巧妙な…まさしく悪魔的頭脳と言うべきものが生み出した事件を、寡聞にして、わたしは知らない。
正直、この文章を書いていて恐ろしく気分が悪い。
吐いても、吐いても、苦い唾がこみあげてくる。
すべて忘れてしまいたいというのが 率直な感想だ。
これは“空前”の事件であり…そして恐らくは“絶後”な事件になるだろう。
インターネットがここまで普及し、その利便性と共に、ネット越しの悪意がも たらす恐怖について、まことしやかに伝えられるようになった今では、こんな 酸鼻極まる事件が再び起こる可能性は、ほとんどないといっていい。
そんな意味で、この事件は、ネットの揺籃期が生んだ悲劇、と言えるかも知れ ない。
事の性質上、鮫島事件の全容が表沙汰になることは100%ないだろう。
大手の新聞社やテレビ局は悲鳴をあげて逃げ出すだろうし、週刊誌、ミニコミ 誌、あるいはゴシップ誌が、社運をかけてこの事件の解明に乗り出す……など という事態も考えられない。
大手マスコミだけではない。
すでにネットですら、大規模な粛清、改竄のあと がある。
「その事件」をいくら検索サイトで探したところで、何も見つけることはでき ないだろう。
ネットに残っているのは、その事件の残滓だけだ。
あなたの運が良ければ、その事件を知る、“生き残り”に出会えるかもしれない。
そう、あなたのいる、ここで、だ。
だが、彼らは一様に重い口を閉ざし、真実を語ることはないだろう。
事件を知る誰にとっても……これは、あまりにも重い真実なのだ。
痛ましい犠牲者を出した西鉄バスハイジャック事件。
それをすらネタにした傍 若無人な2ちゃんねらーが、唯一、死者への畏敬と恐怖の念を思い出す瞬間。
それが、「この事件」を思い出した瞬間なのだ。

【鮫島事件】
鹿児島県沖に浮かぶ鮫島。
ここに5人の2ちゃんねらが遊びに来た。
しかし、彼らはそのまま行方不明に。
ついには鮫島周辺の捜査が行われたが、彼らを発見する事は出来なかった。
やがて半年ほど後。
そのうちの四人は白骨死体となって、 それぞれにゆかりの場所へと送り届けられた。
しかし、公安関係者の身内とされる最後の一人の行方は、 杳として知れないまま… そして、四人の遺骨が送り届けられた翌日、 2ちゃんねるに最後の一人と思われる人物の書き込みがなされた。
          「鮫島にいる」と。
しかし、このとき2ちゃんねるは投稿者のIPを記録するシステムをとっておらず、 果たしてこの投稿者が最後の一人なのかどうかを判断する事が出来なかった。
その後、再び捜査班が鮫島に入ったところ、 この最後の一人と思われる人物の死体を発見した。
この死体は動物に食い荒らされ、激しく損傷していたがその中には 人間のものと思われる歯形も残されており、 また頚部には圧迫されたような痕跡があったという。

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