047:屋上
屋上が好きなのではなくて、屋上での開放感が好き。
【047:屋上】
小学生の頃、授業の一環で一度だけ学校の屋上に行った事がある。
ただただ、空が広くて。
ただただ、足場が狭かった。
嗚呼、雲の上の神様は
毎日こんな気分を味わってるんだろうかと。
恐る恐る地面を覗いてみたら。
眩暈がした。
否、俺は 落ち て …
ガクリッ
という痙攣と共に、意識が現実に引き戻される。
霞んでいた視界が徐々にクリアになってゆく。
小学生の頃、屋上が好きだった。
広がる空が好きだった。
屋上から落ちたらどうなるのかと、ずっとずっと気になっていた。
だから大人になった今
飛び降りてみた。
だけど、
人は 重力に は 逆ら え な …
目の前には 地面が。
END.
【047:屋上】
小学生の頃、授業の一環で一度だけ学校の屋上に行った事がある。
ただただ、空が広くて。
ただただ、足場が狭かった。
嗚呼、雲の上の神様は
毎日こんな気分を味わってるんだろうかと。
恐る恐る地面を覗いてみたら。
眩暈がした。
否、俺は 落ち て …
ガクリッ
という痙攣と共に、意識が現実に引き戻される。
霞んでいた視界が徐々にクリアになってゆく。
小学生の頃、屋上が好きだった。
広がる空が好きだった。
屋上から落ちたらどうなるのかと、ずっとずっと気になっていた。
だから大人になった今
飛び降りてみた。
だけど、
人は 重力に は 逆ら え な …
目の前には 地面が。
END.
スポンサーサイト
この記事のトラックバックURL
http://paradox07.blog68.fc2.com/tb.php/101-2d87c4df