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HOME>100のお題その2

014:迷路

ほむらが旅した、平行世界の内の1つ、あるいは2つ、あるいは複数のお話。

【014:迷路】

魔法少女かずさ☆マギカ

何度でも繰り返す
あなたの為ならぼくは永遠の迷路に閉じ込められても構わない…

QB:「かずさ。運命を変えたいかい?」

かずさ:「え…」

QB:「この世界の何もかも全て、君が覆してしまえばいい。それを可能にする力がかずさにはあるんだ」

かずさ:「本当に…?」

QB:「もちろんだよ。だから…僕と契約して魔法少女になってよ!」

かずさ:「でも…」

QB:「何をためらう必要があるんだい?何でも願いが叶うんだよ?」

かずさ:「ぼく、男の娘だよ?」

QB:「え…?」

魔法少女かずさ☆マギカ

【第1話:睦美ほむらに恋してる】

キーンコーンカーンコーン…

かずさ:「んあ?」

ぼくの名前はかずさ。
伊集院かずさ。
どこにでもいる、普通の男の娘。

友人男:「かずさ、授業始まるぜー」

かずさ:「んあ」

友人男:「お前朝来るの早いよなw」

かずさ:「朝早く来て学校で寝れば無問題」

友人男:「っぷwははは!やっぱかずさ変な奴ー!かっわいいーwww」

かずさ:「…るせっ」

先生:「皆さん、今日は先生から大切なお話があります。心して聞くように」

ざわざわ…ごくり…

先生:「いいですか女子の皆さん!食事の支払いを割り勘にするような男とは交際しないように!!そして男子は!くれぐれもそういう大人にならないように!!先生が言いたいのは…それだけです…」

さやか:「今回の相手もダメだったのか…」

まどか:「だね…」

友人男:「せんせーい!かずさみたいな男の娘はどうなるんですかーwww」

かずさ:「馬鹿!」

先生:「どうでもいいです。あーあと、転校生紹介しまーす」

かずさ(どうでもいいのかよ…あと転校生紹介の方が先だろ!?)

先生:「睦美さん入ってきてー」

ほむら:「はい。睦美ほむらです。よろしくお願いします」

さやか:「うわっ、すげー美人じゃん」

どきんっ…

かずさ:(え…///)

先生:「仲良くしてあげてくださいねー」

パチパチパチ…

どき…どき…

かずさ:(なんだこれ…睦美ほむらさん見てるとすごいドキドキする…)

ほむら:「…ごめんなさい。ちょっと緊張しちゃったみたいで気分悪くて…保健室に行かせてもらえるかしら?鹿目さん、あなた保健委員よね。保健室、連れてってもらえる?」

友人男:「おいかずさ、お前顔真っ赤だけど大丈夫か?」

かずさ:「え、あ…こ、これは…」

友人:「せんせーい!かずさも顔真っ赤で熱出てそうだから保健室行ってくるってー!!」

先生:「あら、本当ね。行ってきなさい。一人で大丈夫よね?」

かずさ:「は、はい…」

ガラガラ…

かずさ:「どうしたんだろ、ぼく…」

QB:「それは恋ってやつだね」

かずさ:「えっ!?」

QB:「はじめまして。僕はキュゥべぇ」

かずさ:「わっ、喋った!?」

QB:「ささいなことだよ。それよりも見てごらん」

かずさ:「へ?」

どくんっ…

QB:「君は睦美ほむらに恋をしている。だけどほむらは…」

どくんどくんっ…

QB:「ほむらは鹿目まどかが好きなんだ」

かずさ:「そ…んな…そんなのって…!」

QB:「君にだけ真実を教えてあげる!あのね、睦美ほむらは」

魔法少女なんだ…

【第2話:どんな願いでも】

かずさ:「ま、まほうしょうじょ?」

QB:「そう、この世界には魔女っていう敵が沢山いるんだ」

かずさ:「まじょ?」

QB:「世間でよくある理由のはっきりしない自殺や殺人事件はかなりの確率で魔女の呪いが原因なんだ。テレビや新聞でよく言うだろう?『魔が差した』って。あれが、魔女の正体さ」

かずさ:「う、うーん…」

QB:「この世界は魔女が溢れている。それを退治する力を持つもの、それが魔法少女なんだ」

かずさ:「でも、なんでほむらさんがその…魔法少女に?」

QB:「魔法少女は皆が皆なれる訳じゃないよ。彼女には素質があったんだ」

かずさ:「素質…」

QB:「そう、僕との契約によって魔法少女になった者には、『魔女』と戦う使命を課されるんだ。…でもその代わりに、1つだけどんな願いでも僕が叶えてあげられるんだ」

かずさ:「!」

QB:「そしてその素質が君にも宿っている」

かずさ:「どんな願いでも?」

QB:「金銀財宝も、不老不死も…そして、睦美ほむらを手に入れることも、ね」

かずさ:「!!」

QB:「でも、魔女と戦うには命懸けなんだ。契約するかどうかはもう少し先でもいいんじゃないかな?」

かずさ:「……」

QB:「僕と来るかい?」

かずさ:「えっ」

QB:「魔法少女がどんなものなのか、自分の目で確かめてみたらいい」


【第3話:叶わない恋】

…ワルプルギスの夜。

QB:「物凄かったね、変身したまどかは。彼女なら最強の魔法少女になるとは予測してたけどまさかあのワルプルギスの夜を一撃で倒すとはね…」

ほむら:「…その結果どうなるのかも見越した上だったの?」

QB:「彼女は最強の魔法少女として最大の敵を倒してしまったんだ。当然あとは最悪の魔女になるしかない。遅かれ早かれ結末は同じだよ」

ほむら:「そ…んな…」

QB:「ほむらのソウルジェムはもうドロドロ。グリーフシードも残っていない。まどかは結局消滅する運命なんだよ。そして、君も」

?:「それはどうかな」

QB:「かずさ、…!」

ほむら:「あなた、同じクラスの…?ここは危ないわ、立ち去りなさい!!」

かずさ:「大丈夫、ほむらちゃんが魔法少女って事もまどかを助けたいって事も知ってる」

ほむら:「なんですって…!?」

かずさ:「ぼくは男の娘だ。それでもキュゥべぇはぼくでも魔法少女になれるって…魔法少女の素質があるって言ってた!」

QB:「かずさ、本気なのかい?」

かずさ:「さあ、キュゥべぇ…ぼくと契約して魔法少女にしてよ!!」

QB:「くっ…」

ほむら:「やめなさい!!魔法少女になんか…!」

かずさ:「あのね、今だから言うね。ぼく…ほむらちゃんの事が好きなんだ」

ほむら:「えっ…?」

かずさ:「ごめんね、気持ち悪いよね。でも、好きで好きでたまらないんだ」

ほむら:「あなた…」

かずさ:「でも、ほむらちゃんはまどかが好きなんだよね。ぼくなんかじゃ敵わないって思った…」

QB:「かずさ、君は何を希う…?」

かずさ:「ほむらちゃん、ぼくは君を愛してる。ずっとずっと…だから…」

ほむら:「やめて!!」

かずさ:「前世でも、現世でも、来世でも、どんな世界でも…ほむらちゃんと同じ時間を生きたい!!友達でもいい、ほむらちゃんとずっとずっと一緒にいたい!!だから、ほむらちゃんを助けてよ…!」

ほむら:「駄目ぇぇぇ!!」


きっと、幸せになってくれるよね…
カチリ…


かずさ:「ほむらちゃーん!あそぼー!!」

ほむら:「……」

かずさ:「今日もツンツンしてるねぇー!あ、でもまどかちゃんにはデレデレするn…パグシャア!!」

ほむら:「うるさい黙れ」

かずさ:「あ、パンツの色見えた」

ほむら:「この…!!」

どかっ、バキグシャメコッ

まどか:「ほむらちゃん、やりすぎだよーw」

かずさ:「あはははははwまどかちゃんは優しいなぁ」

ほむら:「…と」

かずさ:「?」

ほむら:「…りがと」

かずさ:「?」


END.
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