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HOME>100のお題その2

028:猫

「種類や血筋とは関係なく猫にはアタリとハズレがあるそうだ。明確な基準は飼い主の自主性に任されているらしいが…」

「あれ、それどっかで聞いたセリフだな…」

「適度に聡く、適度に獣性を残している猫というのは、ひょっとしたら人間よりも人間のことを理解しているとも言える」

「この子が?」

「ニャーン(`・ω・´)」

「…って谷川流が言ってた」

「おい」

【028:猫】

ある猫の1日またはその習性。


人間(男)から猫(メス)に転生して結構な年月になった。
吾輩は猫である。
名前はまだ…いや、そういやあったな。

「カルマー、ご飯だよ」

そう、カルマだ。
綴りはCalmaで、意味は「世捨て人」らしいが、これがなかなか気に入っている。
2年前、捨て猫だった私を拾ったのが現在の飼い主、優姫(ゆき)。
優しいし可愛いし私は優姫が大好きだ。

「ニャーン(`・ω・´)」

「ここ、置いとくね」

「ニャーン(`・ω・´)」

ご飯の時には優姫は無闇に近寄らないし、撫でたりしない。
そんな細かい気遣いをしてくれる優姫が大好きで大好きでたまらない。
この気持はなんだろうか。
カリカリとキャットフードを貪る。
横目でチラッと雪を見てみると、優姫は変わらぬ笑顔でこっちを見ている。
しっぽをゆっくり左右に振る。

「ニャーン(`・ω・´)」

ご飯を食べ終わり、優姫にじゃれつく。
スリスリと身体をすりつけ、優姫の太ももを踏み踏みする。

「ふふっ、可愛い」

「ゴロゴロ(゚∀゚)」

優姫のお手製猫じゃらしに飛びつく。

「(*´ω`*)にゃーん」

優姫は私を裏切らないし、私も優姫を裏切らない。
優姫が困っているなら助けるし、それこそ最期まで優姫と一緒にいようと思う。
何でそこまで?
って思うだろう。
2年前、前の飼い主に捨てられて人間不信に陥っていた私を、優しく拾い上げてくれたのが優姫だ。
最初は私も信じられなくて優姫をよく引っ掻いたものだ。

それほどまでに私は優姫が×××だ。

END.


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「種類や血筋とは関係なく猫にはアタリとハズレがあるそうだ。明確な基準は飼い主の自主性に任されているらしいが…」「あれ、それどっかで聞いたセリフだな…」「適度に聡く、適度に獣性を残している猫というのは、ひょっとしたら人間よりも人間のことを理解しているとも...

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