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【Snow Drop スノードロップ】

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スノードロップの伝説はゲルマン系民族の間で広まっているが不思議と、幸福的な伝説と悲しい伝説とに分かれる。
その理由は恐らく、スノードロップはヒガンバナ科の植物であり、有毒なフェナントリジン誘導体アルカロイドを含むので、誤って食べると中毒を起こすことがあるからであろう。
現在でもイギリスの田舎では「花の色が死装束を連想させる」ためにこの花の評判は悪く、シーズン最初の花を家に持ち込むのは不吉なこととされている。
また異性にスノードロップを贈るのは、もらった人の死を見たいという願望を意味するがゆえに、相手に対するあからさまな非礼である。

スノードロップの花言葉は、『希望』、『慰め』、『まさかのときの友』、『恋の初めのまなざし』(フランス)と前向きで希望に溢れた花言葉が多いが、両極端な花言葉、『あなたの死を望みます』を含んでいる。

死の象徴として嫌われることもあるという。

【イギリスでのスノードロップ伝説】
恋人の死を知った乙女ケルマがスノードロップの花を摘んで恋人の傷の上に置いたところ、命を甦らせることはなかったが、花が触れたとたん男の肉体は雪の片(スノードロップ)になったという。

【スコットランドでのスノードロップ伝説】
新年の前に、スノードロップの花を見た人は、翌年の幸福を約束される。

【ドイツでのスノードロップ伝説】
神様が世界を創ったとき、あらゆるものに色が与えられました。
ところが、雪にだけは何の色もついていませんでした。
雪は、神様のところへ行って、色をつけて欲しいと頼みました。
すると神様は、花達に色を分けてもらうようにと言いました。
雪は神様の言うとおりに花達に色を分けてもらおうと頼みました。
ところが花達は、冷たい雪に自分達の色を分けてくれませんでした。
悲しみにくれる雪に、スノードロップだけが自分の白い色を分けてくれ、それ以来雪はその恩返しとして、スノードロップの生えているところには降り積もらず、守っているのだという。


一番有名なのはこれだろうか。

【アダムとイヴのスノードロップ伝説】
アダムとイヴの2人が禁断の実を食べエデンの楽園を追放され、真冬に冷たい雪が容赦なく吹きつけ震えて困っていた時、降ってきた雪を天使がスノードロップの花に変え、『必ず春が来る』という希望を与えたという言い伝え。
スノードロップの花言葉『希望、慰め』はここから来ているそうだ。
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