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新聞記者とBlack・Joke. 2




*この物語はフィクションです。


「ふむ、それであなたは記事が書けなくなったのだね」

死神Navy(ネイビー)は納得したように頷く。

「それで、新聞の記事になるようなネタを探しに車に乗って、気付いたらこのザマだ。
何か、切ねぇよなぁ…」

新聞記者は溜め息と共に、煙草の煙を吐き出す。

「人生なんてそんなものだと思うのだが」

「だよなぁ。
どうせ俺が死んだって、新聞の片隅に記事になるだけだ。
新聞記者が新聞記事になるんだぜ。
笑えねぇブラック・ジョークだよ。
何か、意味ねぇよなぁ…」

「いや、意味の無いものなど存在しないよ」

「そうだといいがなぁ…」

煙草の煙がゆらゆらと空に吸い込まれて行く。
Navy(ネイビー)と新聞記者の目の前では、連絡を受けた警察官と、救急隊員が慌ただしく交通事故の処理を始めていた。

END.


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