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ろんどら耳袋・奇譚



【Tanasinn 2】

六道の方が有名になってしまったが、実を言うと六道と四聖がセットになって十界。
地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天・声聞・縁覚・菩薩・仏で完成。 #PaRaDoX



奇行
特定は勘弁なw
二十歳の頃、俺はF度山で山神様を見た。
記憶はない。
ただ、後に聞かされた俺の行動をここに書いておく。

昼間だった。
その頃の俺ははっきり言っておかしかったと思う。
断言出来ないのは18歳から20歳までの俺の記憶がないからだ。
俺はいきなり外に出てフラフラ歩いて再度山に行ったらしい。

植物園の前。
そこで俺は大人しく座って何もない場所をじっと見つめていたという。

徒歩でハイキングに来た女性に発見されたのだが、どうも俺の様子がかなりおかしかったらしい。

女性「そこで座って何してるの?」

俺「いえ、何も。待ってるんです」

女性「誰を?」

俺「分かりません」

そこで女性の顔色が変わったんよ。
で、植物園前の電話ボックス(電波悪いから携帯は使えない)に行くと警察呼んだ。

いや、そこは警察じゃねぇだろうwと今なら思うが、女性も必死だったんだろう。
ヤバイと思ったらしい。
人生で始めてだよ、警察官2人と女性に羽交い締めされたのwww (勿論そんなの俺は覚えてない)。
そん時の俺は洒落にならんくらい(人間離れした)力強かったらしいし。

その時何か俺、意味不明な事口走ってたらしい。
半ば引きずられてパトカー乗せられた。
で、途端に大人しくなる俺。
名前と住所訊かれて正直に答えた。

それから先は全く覚えてない。
多分嗚咽出して本気で泣いてたと思う。
何も悲しいことはないのに。

でな、どうも当時の俺、家の鍵と折りたたみ式の小型ナイフ持ってたんよ。
いつの間にか没収されてて、家についた時、警察官に返却されたわ。
自殺するかと思われたんだろうな。
警官1人は

「早まらないで下さい」

って。
警官もう1人は

「いや、危ない所でした。あのままだったら…」

って玄関に迎えに来たカーチャンに言葉を濁しながら言ったんだ。

警「何か異様な雰囲気だったし死ぬとこでしたよ」

って。
多分、ちょっと見えちゃったんだろうな。

警「ちゃんとお祓いして下さいね」

ってカーチャンに言ったんだ。
カーチャンもカーチャンで普段滅多な事では外に出ないのにいきなり俺が行き先言わんまま出掛けたから捜索願出す寸前だったらしいし。
カーチャンはお祓いしようか本気で悩んだらしい。
俺はというと、うんうん唸りながら何か意味不明なこと言って3日高熱出して飲まず食わずで眠ってたらしいし。季節は丁度今くらい…10月下旬だったと思う。

結局、お祓いはしなかった。
多分、お祓いしても無駄だったと思う。
そんなこんなで俺がおかしかったあの日は丁度今日みたいな雨の日だった。

それ以来、何かアレ。
未だどうなってるのか取り憑いてんのか終わったのか終わってないかは分からないままだけど。
時々ボーッとしてるのは、見えてるんだよな…信じたくないけど。
(何が?とか野暮なことは聞かないでくれよなw)

見たくなくても雨の日は否応なしに。
よくぼーっとしてるって言われるけどそれはアレな訳で。
まあ誰にもこれは言わないし、ガキの頃に一度言ったら皆信じないのでそれ以来言わなくなった。
誰か見えてるんなら教え欲しいよ。
自分じゃ見えないからさ。
背後が。

神社で車ごと神主に無茶苦茶白いあれ振り回されて祈られたりとか、寺の住職に合掌されたり、宅鉢の人(盲目だったから多分本物)にやたら熱心に祈られたりするけど怖くて訊けない。

何か居んのか?(ブルブル)

不思議
よく考えれば不思議体験しまくってるな…
中学生の時、父方のばぁちゃんの葬式で献花が浮いて落ちるの見てるし。

自分では自覚がないんだが、俺はどうやら『見える人』らしい。
…と、いうより『見たくない現実が見える人』とでも言うんかね。
基本的に俺は怪奇現象などは認めてないんだけど。

そもそも俺が『見える人』になった原因ってアレなんだよ。
物心つかないガキの頃から助手席乗って六甲の展望台や再度山行ってるから。
どうやら皆には見えなくても俺には見えてたらしいし。
何もないとこ指さして

「何であの子片足ないの?」

ってカーチャンに訊いてたし。
流石に俺も何か察したのか、小学校上がる前には言わなくなったけど。

父方のじいちゃんが危篤の時もじいちゃんの魂(プラズマです。幽霊など認めない)が抜けてる過程まで見たくない現実を見てしまったし。
病院で。
じいちゃん綺麗だったけどな。
フワッて一瞬黄色い光が浮いてフッと口から出てんの。
ゆっくり。

で、段々上に浮いて登るんよ。
皆じいちゃんの遺体見てる中、俺だけ視線が迷子(察せ)なんよ。

カーチャンが

「あんた何処見てんの?」

って訊く声で我に返った。
流石に中学生で物心ついてた頃だったし、

「いや、何にもない」

って誤魔化したけどな。

地名
俺の家の近く(と言っても車で30分以上はかかる)に『唐櫃(からと)』という地名がある。
この唐櫃の『櫃』っていう字、実は『ひつ』とも読める。
櫃(ひつ)とは蓋がついた箱である。
古くから現在に至るまで収納用に多用されているんだが…
4本または6本の脚のついた櫃は唐櫃(からびつ、かろうど、かろうと)といい、宝物・衣服・文書・武具などの内容物を湿気から守るために用いられてきた。

…そろそろ何が言いたいか分かる人はわかるんじゃないだろうか。

棺(ひつぎ)も唐櫃と呼ぶ。
ただし本来は「屍櫃」の意味である(屍をカラと呼ぶ現代語例として「なきがら」などがある)。
このことから、墓石下の遺骨を納める空間(納骨棺)を、「かろうと」から「カロート」というようになった。

…あくまでこれは俺の推察だ。
文献も証拠も何もない。
ただ思うにその『唐櫃』という地名、昔は棺を作っていたんだろうな。
地名から分かることって結構多いんだぜ。

まだいる
親戚のおばさんちは昔ながらの農家で結構な血筋の家系だったんだが、その親戚のおばさんちは昔焼身自殺した青年がいるっていういわくつきのお家で毎回遊びに行く度にブルってたもんだ。

もう時効だと思うから言うけどな。

廊下にまだおるぞ。
それも結構な姿で。

おふだ
父方のばあさんち(今はもうない)の玄関入ってすぐの壁には御札が1枚貼ってあったんだけどあれは一体何だったんだろうか。
子供の頃はいつも御札指差して

「あれなに?」

って訊いてたけど結局誰も教えてくれなかったな。
ああ、あとな。
父方のじいちゃんばあちゃんが死んでその家に集まった時、仏壇の奥から妙な箱が出てきて家系図とともにミイラ的なものが出た話とか。
まあ箱開けたの俺じゃないし(親戚のおばさんが開けた)、俺は壁に貼ってあった御札触って

『開けるなよ!!絶対アカンて!!』

って言ってたし無問題。


これはばーさんから聞いた話。
山神様伝承は全国にあるよね。
その昔、山は女子供は入れなかった。
(入ると命を落とすと言われていた)

と、いうのも山神様は女性だから。
山神様は女性だから他の女性に嫉妬して殺すんだそうだ。
ちなみに子供は可愛いから。
やはり山神様にも母性はある。

…現実的な話で言うと、山に山賊がいたからってのも理由だが。

そもそも、人間が山に入る事すら禁忌とされてきた。
山に入る=死ぬ、行方不明 だと思えと。
現代でもそう。
雪山で遭難するのは神隠しにあった可能性が高い。
遭難したけど生きて帰れた、ってのはよっぽど運が良かったってこと。

お参り
神社でお参りする警備員が昔一人いたんだけど、多分あの人も見える人なのか苦労してる人なんだろうなぁ。
俺もその人も口癖のように祠は触ったらアカンって言ってたな。

田舎の、本当に山奥に行ったりもするんだがたまに人のいる気配が全くない寺とかあったりする。
でもその寺は不思議な事に植木はきちんと手入れされてたりする。
そういうお寺や神社とかって決まって地蔵や祠があったりするから何かあるんだろうな。

転んだら死ぬ村
夢の中で転んだら死んでしまうという村の話を知ってるのは俺だけか?
転んだら死ぬ村を一度だけ見たことがある。

夕焼け空と枯れたススキ。
初めて見る風景なのに懐かしく。
やがて夕焼け空は紫へと変わり、不安になった俺は歩き始める。
そこである村にたどり着く。
村の名前は分からない。
ただ、何処かの小さな村のようで、入ると朽ちた神社や寺、民家が見える。

足を踏み入れるとカラスがいた。
ふと見ると紫色の何かが足元に。
不快な臭いがした。
疫病?にかかった死体のようだった。
それはもはや人間の原型を留めていなかったが。

朽ちた神社(寺?)の境内に入ってみる。
中から人が出てきた。
女性…だったと思う。
和服の巫女のようだった。

とりあえずここは何処だと尋ねたら、巫女は

「転んだらいけない村」

だという。
どういうことだ?と訊いても詳しくは教えてはくれない。
巫女は俺に言う。

「あなたが何故ここにいるのか?」

と。
強い口調で窘められる。
ここにくるべき人間ではないのに、と。

意味が分からない。

じゃあ帰りますって言って歩いてたら巫女はついて来るのよ。

「絶対に転ばないで下さい」

って言って。
そしたら、何かが迫ってきたんよ。
怪物でもなく、表現しにくい何かが。

山神様の最悪版みたいな。

で、こっちに来るの。
俺は怖いから全力で走るの。
勿論巫女も変な奴もついて来る。
村の入口に来たから大丈夫だと思って外出ようとしても出れないのね。

結界っていうか…ホテルのオートロック透明版みたいの。
弾かれるんよ。

で、後ろには何か怖いのいるし、もう俺大泣き。
その怖いのは視界には映るけど、実体ないの。

ついに追いついて俺の心臓あたりに手を突っ込んで引っかき回してくる。
もう死にたくなったね。
したら巫女がいきなり俺を突き飛ばしたんよ。

「身代わりになるから、逃げて」

って。

「そしたら君はどうなんねんな!?」

って訊いたら

「いいから」

って。

「一緒に逃げような!」

って言っても巫女首は首を横に振るん。

「私は出れないから」

って。
で、巫女さんは怪物に手を突っ込まれて、徐々に紫色になって…

ビクッ

ってなった。
高いところから落ちたみたいに

ビクッ

ってなるやん?

ああいう感じで目が覚めたのね。
起きたら俺無茶苦茶号泣してたんよ。

なんで?なんでなん?

って言いながら。
そんな感じの夢、見た人いないか?
友人に訊いても知らないって言うんだよね。
三年坂…三年峠が下敷きになってるのか?
この夢を見て以来、睡眠時間がやたら長くなったんだが。

水子
そもそも水子霊っていったら水子=見ず子って言って食い扶持減らしの為に殺した(又は死んだ)子供の霊だからねぇ。

食事はなく、水ばかり与えられてる子で衰弱していったそうだよ。

まあだから水場には出やすいんだと。
これ豆な。
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