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走り屋群像劇場『走り屋3rd+』

【走り屋群像劇場『走り屋3rd+』】

走り屋群像劇場『走り屋3rd+』 ACT12:懺悔2呑吐ダムの怪談から××年後の話、2人の青年に会うずっと前の…おおよそ20年ほど前の話だ。
私は牧師をする傍らで、かの友人と再び再会し、再び呑吐ダムで怪談話で盛り上がった時のことだ。

夜、呑吐ダムで私は友人と丸い光が見えた事があった。
友人はふざけて柵をよじ登り、足を滑らせそのままダムに落ちた。
幸い落ちたところがよかったのか、友人はその時生きていた。
腰まで湖に浸かっており、慌ててよじ登って戻ろうとするも、丸い光が友人を包み、何本もの手が湖から出てきて引きずり込もうとしていた。

「た、助けてくれ……!」

友人はパニックになり、私の手を握ろうとするが、怖くなった私は友人の頭をしこたま殴り、沈みゆく友人の怨嗟の表情を確かに見た。

……何故、今更その話をしたんです?

「懺悔をしたかったのです」

はぁ、左様で……



2人の青年は私の話を信じてはくれなかった。

このダムには自殺者が多い。
何処からかそんな話が噂として流れてきているのに、このダムから引き揚げられた遺体は古代人だけだと青年は言った。
すると、私の友人の遺体はどこへ消えたのだろうか。
あの丸い光、無数の手は何なのか。
私にはわからない。

私は人を殺したはずなのだ。
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